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政治や軍事や技術の話ができない経済学に実用上の意味がない理由

産業(特に製造業と農水産業)の発展のためには、経済的な権力が必要だ 経済的な権力(ビジネスの利益、市場シェア・価格交渉力・供給を止めることによって輸出先の社会を機能不全に陥らせる力など)を手に入れるためには、籍を置く国の軍事力と技術力やインフラが必要だ 軍事力や技術力やインフラを手に入れるには、産業(特に製造業と農水産業)の発展が必要だ。 本来、経済と政治は切り離して語ることができないし、経済と政治体制も切り離して語ることができない。地政経済学という言葉を作った「富国と強兵」と近い主張かも

生成AIが十分に普及する社会で、価値観はどのようなものになるのか、私は知りたい

  将来笑いものにするための「当時の証言」として、こんな未来があるかもなって妄想を書き残してみる。 ・AIが作れる分野の創作物は、現代アートのような文脈を持つもの以外、全てがとても安く、あるいはサブスクになる。その分野の著作権は、相変わらず存在するが、著作権フリーのコンテンツが無料で大量に出回って、ほとんど意味のないものとなる。 ・上手に生成する人のノウハウが、簡単にコピーできるがゆえに、生成ノウハウにあまり価値がなくなる。コンテンツの生産量は爆発的に増える。誰が作ったどのコンテンツがその人にとって面白いのか、それを探し出すために使うAIが発達するのかもしれないし、すべてのコンテンツがインディーズになるのかもしれない。 ・生成AIの提供者がポリシー的に認めないコンテンツを、需要があるけどAIが作ってくれないから、しょうがないから人間が作る、となるかもしれない ・昔の、テレビ文化に対するコミケみたいに、棲み分けが起こるかもしれない。一方では、「表に出せる体裁の良いコンテンツを生成するAI」を提供する”大手TV”。他方では、「ニッチあるいは人目をはばかるようなコンテンツを生成するAI」を提供する小規模・個人の”サークル”。 ・需要が増えない割にエッセンシャルワーカーの生産性(一人当たりの生産量のこと、一人当たりの生産額ではなく。)がやたらと上がって、ブルシットジョブがますます増える。ますます増えるブルシットジョブの中でも権力を持つ業種を正当化するようなイデオロギーが必要とされ、世界に普及する。ちょうど、肥大化した金融部門の権力者ために新自由主義が普及したように。次のイデオロギーはどんなものになるかな。 ブルシットジョブの量が十分に柔軟に増えるなら、技術水準がいかに上がっても金銭的な面で生活が楽にならない。相変わらず金持ちが権力を持つ。ブルシットジョブの量が意外と増えないようであれば、2つのシナリオがありそう ①稼げる割に生活に金がかからない社会になり、金以外の何かが重要な制約になり、新しいヒエラルキーの基準になる。 ②ほとんど魔法と区別がつかないような技術をだれもが使いこなす。ホモ・デウスのルート。

大量のデータを取り扱うすべての大企業が目指しているであろう「生態系の構築」についてのメモ

  金融資産ではないスコアをベースにする社会構造を多くの企業が作ろうとしている。そこで形作られる生態系はどのようなものか?かつての国家の誕生とどのように違うのか?考察して記事に残しておく。権力を得る王道の一つは依存させること。依存させる典型的なルートは、得するとおもわせること。一度普及し始めると、価値観が変わりだす。価値観が変わると生態系のルールが変わる。

グローバル企業とは帝国の本質そのものである。企業が通貨圏を作る未来について、考えたことの記録

   インフラを提供することとなったビッグテックが、通貨を発行し経済圏を作る可能性について。 今はポイントとしての通貨しか持たない企業も、顧客に自社の運営に参加することを条件にポイントを与えるようになれば、それは国家と公務員の関係そのものとなる。顧客が企業の利益につながる特定の行動をとったとき、体に埋め込んだチップでそれを検知して、独自通貨で報酬が支払われ、その独自通貨はそれを発行する企業のサービスの決済に使える、という要領。企業が持つ顧客への洗脳能力は、かなり高い水準になるだろう。 ビッグテックとその公務員が十分に普及したとき、 ・行政はどう変わるのか?行政に残る仕事は何か?独占企業になれば、すべての行政サービスを営利目的で提供することもできなくはない。 ・民主主義は息をするのか? ・現状営利企業の取り分ではないインフラは誰の仕事になるのか? ・通貨は企業群ごとに複数を使いこなすことになるのか? ・ビックテックは法定通貨を稼ぐという意味で営利企業として機能し続けることを望むのか? ・都市の運営そのものを企業が行うようになるのか? ・軍事や諜報は企業がこなすのか? などの疑問がわくのは自然なことだと思う。かつてのサウジアラビアの例もある。企業が配った通貨を、企業のサービスの購入の形で回収されることで、通貨が流通することはできる。系列企業で生活のすべてを提供する経済圏を作って、生産者もその中で生きるようになると、系列企業独自の通貨を流通させることは容易だ。軍事や警察や司法の機能を追加すると、これはほとんど国家そのものである。過去、営利企業が国家として機能した例は存在する。東インド会社などだ。我々は現状、日本人として生きている。ではこれからは?企業がインフラを提供する時代、人々の生活と価値観はどう変わるのだろう? 思考を進める方法がないものだから、想像することしかできない。時間とともに、何かひらめくかもしれないから、記録しておくにとどめた。   ただ、上に書いた内容は、資本が資本を生産し、意味ある仕事のほとんどを人の手を介さず生産できる人たちの集団が現れると、おそらく全く成り立たない。資本を所有する権利を持つ者と、権利を持たない者の間に、協力関係が必要なくなることによって。 資本を所有する者は、自分で使う財をすべて自分の所有する資本で生産する...

来るべき「無形資産の時代」についてのアイデアメモほか

 無形資産の時代には、必然的に大量失業が頻繁に起こるし、オンラインに乗るサービスはことごとく無料に収束する。そのような社会の適した「総中流社会」の姿を考える 評価経済社会になるのか ナショナリズムあるいは国家を基準単位とした国際社会は成り立つのか グローバルテックが広くインフラ権力を持つ時代の特徴は?それは国家と何が違うのか?企業が顧客に何らかの報酬として独自通貨を支払い、顧客はその独自通貨を使って企業からサービスを買うかもしれない。それって公務員そのものでは? 民主主義はありうるのか 所得・資産・資本の分配はどのように分布するか、分布させるべきか 通貨はだれが流通を保証するのか 生産力が跳ね上がり、デジタル化で価格競争が激しくなると、どうしてもデフレ化圧力になる。すると、多く稼ぐことのメリットがなくなり、「需要とそれを満たす供給力」を基盤とした通貨流通力が弱まるかもしれない。デジタル化は同時にシェアのコストを下げる。倫理道徳が、狩猟採集民としての文化に近いものになるかもしれない。